The Wharton MBA: What You Need To Know
ウォートンの一般的な特徴・印象は「ファイナンスに強い」ことです。これはHBSがgeneral management、そしてKelloggがマーケティングに強いと言われているのと同様かそれ以上にファイナンスに非常に強いスクールだと思います。実際、ウォートンでの選択科目では世界でも一流の講義が受けられます。また、ウォートンは継続的にTIMES, U.S. NEWSなどでNo.1 の座を保っています。
INTENSIVE CURRICULUM, COUNTLESS OPPORTUNITIES
ウォートンは1881年に設立され、記録の上では世界初のbusiness school で知られています。Wharton MBA programは2年間のフルタイムプログラムとなり、その特徴はfinanceだけではなくintellectual leadership and innovationも世界的に認知されています。専門科目は18もの多岐に渡り、選択科目は200を越え、非常に充実しています。
毎年、約860名を受け入れています。入試要項として、TOEFL, GMAT or GRE, そして Essays & Interview が課せられます。卒業基準として19 credit units を履修することが求められていますが、学費は21 credit units をカバーしています。大学外での選択科目も履修することが可能となっており、学生の夏の過ごし方としてはインターンシップやベンチャー企業での労働活動が行われています。
通常の基礎科目はビジネス基礎講座、リーダーシップ、コミュニケーション、分析など一般的な科目も充実していますが、Wharton MBA programの大きな特徴は専門課程(専門科目)が大きく6つの分野、例えば science, technology, engineering, and mathematics (STEM) majors など理系の科目に集中していることで、学生は一般的な経営知識だけではなく、理系の専門的な知識もつけられるようになっています。
また、McNulty Leadership program はWharton MBA program 独特のリーダーシッププログラムとして知られており、さまざまなワークショップやコーチングを履修することが可能です。また、bi-coastal program はサンフランシスコで開かれるセメスターで東海岸に属しながらも、西海岸のSilicon Valleyも経験できるようになっています。
WHARTON IS CONSISTENTLY AMONG THE MBA PROGRAMS WITH THE MOST FEMALE STUDENTS
Wharton は近年、ファイナンス・ファイナンス・ファイナンスというイメージからの脱却を図っています。大学側も "We want to lead not only in private equity and hedge funds but also in fintech, cryptocurrency, and Blockchain” と述べており、単なるfinance school では無いことをアピールしてます。そして付け加えると、“It’s great that we have the history and the heritage in finance, but we need to leverage that to be forward-looking. Second, what’s distinctive about Wharton is that it is a pretty technical and analytical place so Wharton should be known as the analytics school, too. We are not only analytical in finance, we are analytical throughout. We’ve got the university’s statistics department here. In a big data era, that is an incredible asset for us.”
と表明しており、大きな枠組みとして ' STEM, FINTECH, Analytics School' に向かっていると思われます。
Class of 2020 において、43%は女性、そして33%はインターナショナル、33%がアメリカ国籍、それに加えて80を超える国々からの人で構成されているとこは良い意味での驚きだと思います。また、合格者の卒業学部は45%が何ならの形でbackground of humanitiesに関連する学部、そして29%STEM,そして26%が経営学部卒となっています。
THE CHANGING JOB MARKET
ファイナンスに集中した就職ではなく、McKinsey or Amazonなどの戦略コンサルやE-Commerceも選択肢として年々増えてきているのも特徴だ。また、上述したがウォートンは近年、統計分析学にも力を入れていているが、同時にentrepreneurshipにも力を入れている。ウォートンは正式に 2nd semester をサンフランシスコにあるキャンパスで過ごせるプログラムを開始した。在校生の一人は
“It’s the only school that offers the opportunity to spend a semester at the San Francisco campus, giving students a unique East Coast cum West Coast experience. Given my entrepreneurial goals, this opportunity is essential to my b-school experience as it would expand the exposure I would get to the startup scene in the US.”
と、感想を述べている。
東海岸と西海岸でのdual campus でのプログラムは非常に魅力的ではなかろうか?